水道水って飲んでも大丈夫なの？浄水器・ウォーターサーバーのすすめ

何気なく飲んでいたり、料理に使っていたりする水道水ですが、寝起きに一杯、水道水を飲むと、「なんか塩素臭いな～」なんて思うことありませんか？そもそも水道水ってどんな水なんでしょうか？ご説明します。

水道水って飲んでも大丈夫なの？浄水器・ウォーターサーバーすすめ

水道水って飲んでも大丈夫なの？浄水器・ウォーターサーバーすすめ

そもそも水道水ってどんな水なの？飲んでも大丈夫？って疑問ありますよね。

結論から言うと大丈夫ってことになってます。ちなみに水道水が飲める国は世界中で見ても、数か国しかなく、ヨーロッパの一部の国とアジアでは日本だけです。

水道水ができるまでのしくみ

日本での水道水は河川、ダム、湖などの地表水を原水として、そこから浄水場で浄水処理をしてから水道管を通って各家庭の水道水として蛇口から出てきます。

浄水場で浄水処理をする過程で不純物を除去し塩素を入れて消毒をします。この消毒の為の塩素が「水道水が美味しくない」という原因の一つになります。

ただ、水道水が美味しくないとは言っても日本では水道水の安全性について水質基準が厳しく定められていて一生飲み続けても健康被害が無いものとされています。日本の水道水は世界中で見てもトップクラスの安全性が確保されています。

安全でもやっぱり美味しくない水道水。この原因は？

安全だと分かっていてもやっぱり美味しくない水道水。この不味さは塩素のせいだけ？と疑問に思う方もいると思います。そうです。塩素以外にも水道水が不味い原因はいくつかあります。

水道水がおいしくない原因１．マンションの貯水タンク

大きなマンションの屋上等に設置されている貯水タンク。これの管理はマンションの管理者や所有者に責任があります。実はこのタンク、ほとんどの場合、使用不能になる位の故障や劣化が無ければ清掃・点検すらされません。そうなるとここに貯められた水がその建物全体の水道水になりますので鉄臭かったり赤茶けた美味しくない水が出てくる原因になります。

水道水がおいしくない原因２．水道管

水道管の耐用年数は４０年と言われています。1980年代後半までは水道管には鉛製の水道管が使われていました。この鉛製の水道管は長期間乾いたりすると鉛の成分が溶けだしてしまう恐れがあるそうです。しばらく使っていなかった水道の蛇口をひねると、たまに赤茶色の水が出てくることがありますが、これが原因になってます。しばらく水を出しっぱなしにしておけば透明の水道水になりますが、この茶色い水は飲んだら体に悪いでしょう。

水道水がおいしくない原因３．やっぱり塩素

塩素臭さが水道水が美味しくない原因なのは前述のとおりですが、国が定めた健康に問題ない塩素濃度とは0.1mg/L～1ｍｇ/Lとなっています。田舎の原水が綺麗な所では塩素濃度は低く、都会で原水が汚れている地域では塩素濃度は高くなる傾向にあるそうです。
また、塩素は全くの無害かといえばそうではなく、皮膚に触れると皮膚炎になったり髪が痛んだりすることがあるそうです。あくまで、塩素濃度を0.1mg/L～1mg/L内にしておけば飲み続けても健康被害はないという基準値になっています。